分福のすゝめ


分福(ぶんぷく)とは、一生懸命蓄えた福をまわりの人にもおすそ分けすることです。美味しくて健康に良いお抹茶を、作法にとらわれず広く親しんでいただこうと思い、この名前をつけました。

相模湖の陶芸家(道風窯)である山口雅円さんの作った片口碗を見て、1989年に考案したものです。1991年、旅先の河口湖の天下茶屋にて第1回分福茶会が開かれました。その後も四季の行事や行楽、会合の際に分福点前は行なわれており ます。

1. 茶杓で2杯程度、抹茶を入れます。

2. 茶筅を用意します。

3. お好みの量のお湯を注ぎます。

4. 茶筅を振ります。(コツは下記)

5. 美味しいお茶が立ちました。

6. お好みの器に注ぎます。

7. できあがり。一緒に楽しみましょう。

お茶の立て方のコツ


上手にお茶を立てるコツ:最初はゆっくり、底の方から抹茶の固まりをつぶすように。次第に早く、中層を泡立てるように。仕上げに、ゆっくり表面を掃くようにしてなめらかな細かい泡を整えるように。茶筅を振ってみて下さい。

お好みのスタイルでご自由にお楽しみ下さい。文銭堂本舗の、美味しいお菓子も忘れずに。